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羽生(はにゅう)選手の連覇

投稿日:2018年2月19日 更新日:

今回の平昌冬季五輪では、フィギュアスケートで羽生選手が66年ぶりのオリンピック金メダル連覇という歴史的偉業を成し遂げた。

その日の日本列島はあちこちで「万歳三唱」のどよめきが巻き起こり、有力紙は号外まで発刊するなど沸きに沸いた。

各国メデイアも、「霊妙な美しさを見せつけた」(NYタイムス)、「氷上のマイケルジャクソン」(英紙インデイペンデント)、「王子から皇帝に」(中央日報)、と絶賛の報道が相次いだ。

4分半のフリー演技に酔いしれた観客の中には、踊り終えた彼が両手で右足首を包み、片膝をついてリンクの氷に掌で触れた姿に思わず号泣したファンもあったという。

昨年11月にNHK杯の公式練習中に右足首を痛め、氷に乗ることすらできない日々が続いたが、それでも自分を信じ復活へ向けてあらゆる努力を重ねた結果の金メダル、そのピンチを乗り越えてきたひたむきな彼の姿に流れる涙をぬぐえなかったのであろう。

報道陣の取材に、右足をさすりながら「よくがんばってくれた」と感謝の言葉を繰り返していたが、思わず胸が熱くなってきた。

高校一年の時に東日本大震災に遭遇、避難者生活も経験し、周囲の惨状に「このままスケートを続けていいものか」悩んだ時期もあったという。

前回のソチ五輪金メダルではそうした方々への恩返しと語っていたが、今回の連覇でも被災地の方々への感謝の気持ちを忘れなかった。

そうした羽生の背中を追いかけてきた宇野選手も初の五輪で銀メダルに輝いた。

日本としてはフィギュア界初の金銀ワンツーパンチとなり、歴史に残る五輪として長く語り継がれるであろう。

同じ日に、将棋界では王者羽生(はぶ)が中学生の藤井新六段に敗れ、同じ羽生姓の明暗記事が躍った。

システムに強いいたずら好きの友人から、「暇な人が、羽生選手の金メダル画像をアップすれば将棋の羽生名人の画像が近い構図で送られてくると教えてくれた。

タグ反則気味だが興味のある方はどうぞ」とこっそり紹介してきた。

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