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みちのくの桜を求めて

投稿日:2018年5月7日 更新日:

2011年のあの大震災以来、久しぶりにみちのくの桜を求めて小旅行をした。

JRジパングクラブが企画したGW中の「フルムーンの旅」にジョインしたもので、総勢シルバー夫婦6組の少人数でのゆったりとしたグルメの旅でもあった。

初めて訪れた「弘前城」の桜はまさに満開で、内堀の水面を埋め尽くすほど浮かんだソメイヨシノの花びらも見事であったが、枝垂桜や八重桜も多く、こちらは所狭しとばかりに咲き誇っていた。

境内は上野公園も顔負けするほど広く、二の丸、三の丸から天守閣にかけての桜のトンネルは見事で、宴に集った人たちの多さに「北の国みちのくにこんなにも人出があるとは」と驚きの連続であった。

雪中行軍で有名な八甲田の残雪がなお堆いブナ林をバスで一気に通り抜けたあと、奥入瀬渓谷を十和田湖へと周遊しながら秋田県は「角館」の第二の桜の名所へと足を延ばし、さらに北上川沿いの第三の名所「北上展勝地」(世界一の桜のトンネル)へと向かったが、さすがにすっかり最盛期を過ぎて葉桜の緑のトンネルに、ガイド嬢(?)の声も心なしか小さくなっていた。

それでも、ズーズー弁を見事にこなしながらの名ガイドぶりには一同感服、旅程を終えて別れるころになると、そのなまりを惜しむ声がしきりであった。

小さな発見もいくつかあり、特に歌舞伎座にも見劣りしない明治の芝居小屋康楽館(国の重要文化財)でのミニ剣劇芝居や角館の武家屋敷探訪、そして稀代の破天荒童謡詩人佐藤ハチロー記念館で聴かされた数々の「かあさん」メロデイー、さらに妹佐藤愛子の傍若無人な兄への含羞とぼやきがそのまま残されている貴重な文献、いくつかのささやかな出会いと別れを余韻に秋田新幹線やまびこへと乗り込んだ。

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