a1300_000013

ある芸人映画監督に期待

 

青春時代、京都は映画村で有名な太秦の近くで過ごした。

当時、東映のチャンバラ映画全盛期で、撮影所に通っては、二枚目俳優の中村錦之介や大川橋蔵さらには山城新吾、お姫様役の高千穂ひずる、田代百合子などと一緒に写真を撮ってもらったりしていた。

「将来は映画監督になろう」と心ひそかに思ったりしたこともある。

 

a1300_000013

 

その後、邦洋問わず多くの映画作品に出合うが、やはり邦画では黒沢明、「寅さん」の山田洋次、大島渚といった名監督の作品はそれぞれ持ち味は異なるが強く印象に残っている。

最近では、滝田洋二郎や北野武といった監督の作品を観たりすることが多いが、その中で先日観たピン芸人劇団ひとりの監督、原作、脚本、準主演作品の「晴天の霹靂」はなかなか面白かった。

昭和40年代終わりごろの浅草の下町風景や劇場のお抱え手品師のコメデイータッチのストーリーはもちろん、主役の大泉洋と柴咲こうの好演もなかなかのものがあったが、劇団ひとりの多才さには単なるピン芸人の域を超えた将来性が感じられた。

ピン芸人には、かって「つぶやきシロー」や「ひろしです」といった瞬間的に人気を博した芸人が出てきたことがあるが、残念ながら息が短い。

多才な劇団ひとりに将来を期待している人は少なくないように思う。

ポスト北野として今後の名監督への息長い成長にエールを送りたい。

この記事もおすすめです:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です