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64(ロクヨン)を観る

久しぶりに、長編の映画を観た。

しかも、これも久しぶりであるが、同じ作品を2度も見た。ペ・ヨンジュン主演の「四月の雪」以来10数年ぶりである。横山秀夫の警察小説の映画化で、テレビでも放映され、結構人気を博したようである。

昭和64年1月5日、関東近県で少女誘拐事件が発生した。時を同じくして1月7日、天皇崩御により昭和64年(ロクヨン)がまたたくまに終わった。

時効まであと1年の平成14年12月、かって刑事として(ロクヨン)捜査に携わっていた三上義信(佐藤浩市)は広報室に異動、広報官として記者クラブとの駆け引きに奔走する一方、私生活でも娘の失踪にさいなまれている。

警察テーマの推理小説ゆえ、あえてストーリーは伏せるが、主演の佐藤浩市と被害者の父親永瀬正敏、そして脇役陣の吉岡秀隆、緒方直人、三浦友和、奥田瑛二、綾野剛、榮倉奈々、瑛太らの役どころをとらえたそれぞれの好演が光る。

 テーマは犯人探しもさることながら、警察組織とマスコミ、そして組織と人間この対立軸を深くえぐりだそうと試みる、原作者(横山秀夫)、監督(瀬々敬久)、主演俳優(佐藤浩市)の三者の意気込みが伝わってくるような見どころの多い作品であり、映画館も中高年の男性中心にほぼ満員の盛況であった。

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