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サンドラの週末

このところ、週末の映画館では、北野武監督最新作の「龍三と七人の子分たち」や井上ひさし原作の「駆け込み女と駆け出し男」など邦画にひたることが多かったが、久しぶりに「サンドラの週末」という心に残る洋画作品に巡り合った。

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従業員のボーナス支給のため上司から解雇を言い渡された主役のサンドラが解雇撤回のため週末の2日間奔走する姿を描き、世界各国の映画祭で話題になった。主演は「エデイット・ピアフ~愛の賛歌~」などでオスカー受賞のマリオン・コテイアールで、病み上がりの体にくじけそうになりながらも、夫の協力も得ながら同僚宅の門をたたいて駆けずり回る姿は胸を打つ。

サンドラのためにボーナス返上を受け入れてくれた従業員が過半数になれば、彼女のクビは回避される。投票は週明けの月曜日である。運命の日の投票結果がどうなったか?これから観る映画ファンのために結論は謎にしておきたいが、さすがフランス映画ということだけは申し上げてもよかろう。

中小企業経営の厳しさと従業員の雇用やボーナスという社会問題に真正面から取り組んだ好作品であり、映画の題材としては珍しいテーマであるが、洋の東西を問わず避けて通れない問題であり、いろいろ考えさせられるところも少なくないように思う。

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