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2/5弊社主催セミナーを実施しました(セミナー開催報告)

2014年2月5日、東京・大手町で弊社主催のベンチャー・中小企業経営者向けセミナー「成長と飛躍の5つの法則」を開催いたしました。

セミナータイトルである「5つの法則」とは、5人の講師がそれぞれ「成長と飛躍のポイント」を語る、という意味合いです。

定員20名のところ、25名の受講者にお越し頂き、大変熱気溢れるセミナーとなりました。

第1部は、弊社代表取締役の大橋の講演でした。日銀支店長・地銀頭取などを歴任した経済通ですので、まずは当面の景気情勢を予測。多くの受講者がメモを取られていました。

その後、長年のベンチャー支援経験から、成功するベンチャー経営者に共通のタイプを紹介。「人間的魅力、マネジメント力、数字に強い、粘り強い、交渉力、打たれ強い、孤独に強い、鈍感力、旺盛な好奇心、…」などのキーワードが並びました。

第2部は「【事例】飛躍するベンチャー企業様 ご講話」と題し、弊社クライアント様3社様にお話頂きました。

1社目は「株式会社カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」の穂積社長。
2005年に創業したばかりの若い企業ですが、すでに現在11店舗を展開。
現在1,657室の営業室数を今後3年以内に3,000室まで増加させるなど、野心的な計画をお持ちです。さらには海外展開まで視野に入れられており、非常にアグレッシプな事業計画を披露してくださいました。

2社目は「モバーシャル株式会社」の川合副社長。
現在7年目の同社はデジタル領域でのNo.1映像制作会社を目指しています。起業直後から弊社のネットワークをご活用頂き、次々と大手企業をクライアントにされています。
弊社からはニトリ・ぐるなび・サントリー・花王・三井不動産など多数のクライアント様をご紹介させて頂きました。
ベンチャー企業には、大手クライアントとの取引実績が1つできると、次々と新たな大手クライアントの取引が決まるということが起こり得ます。
同社も、もともと高い技術力を持っていましたので、一度実績を作った後に大きく飛躍できたとのことでした。
動画元年と言われる2014年、更なる飛躍が楽しみです。

3社目は「インクグロウ株式会社」の野田社長。
同社は、中小企業の支援、特にビジネスマッチングでの支援を行う企業です。
2011年に独立と社歴は浅いものの、全国の提携金融機関124社、その先の約1万社の中小企業と繋がっており、これが同社の大きな強みになっています。
2014年には、日本の中小企業のプラットフォームを構築し、海外進出支援を本格化。『アジア』をキーワードにビジネスマッチングを促進していくとのことです。野田社長の講演からは、全国の中小企業をサポートしたいという熱い思いが伝わってきました。

第3部は弊社執行役員の西が「ソーシャルメディア時代のWEB戦略」というテーマで講演させて頂きました。

以上、あっと言う間の90分。非常に濃い内容で、受講者の皆様にもご満足いただけたようでした。

セミナー後の懇親会には、ほとんどの受講者様にご参加頂き、ご講話をされた3社の経営者様を中心に、活発に意見交換・情報交換をされていらっしゃいました。

プレッシャーの無い仕事・・・

長年仕事をしていると、色々な締切や納期、さらには飛び込みの緊急案件などが一度に重なってしまう日がありますよね。

と言うより、仕事をするってことは、そんなことの繰り返しかも知れません。

私も、できる限りそんな状態は避けたいので、日々並行する仕事の交通整理をしているつもりですが、見積が甘いのか、それとも運が悪いのか、色々な案件が重なって逃げたくなることがあります(笑)

先日、ある本を読んでいて、そんな時に勇気を貰えそうな言葉に出会いました。

「プレッシャーのない仕事はいい仕事ではない」

なんでも、アメリカのプロバスケットチームの名門コーチが、自分の仕事のプレッシャーについて尋ねられた時の言葉だそうです。

たしかに、責任が大きい仕事ほどプレッシャーは強くなるでしょうし、どうでもよい仕事には、そもそもプレッシャーなどなさそうですよね。

プレッシャーを感じた時、自分の感情をモニタリングして、プレッシャーが大きければ大きいほど

「それだけ、今やっている仕事は重要なんだ」

と思うようにすれば、モチベーションを高め、前向きに取り組めるかも知れません。

という訳で、プレッシャーを楽しむ、というより、うまくコントロールして、なすべきことを為す…そんな風にありたいですね。

もちろん、自分がサボってしまった結果、締切が重なってしまうのは論外ですが・・・

動機づけ理論

~ベンチャー・起業家のための 知っておきたい知識|用語(1)~

経営幹部や上司にとって、従業員のモチベーションは気になりますよね。

仮に全く同じ能力の従業員が2人いたとしても、モチベーションの高さによってアウトプットは全然異なります。

さらには、モチベーションが高くて一生懸命働く従業員は、能力アップも早いでしょう。

このように、幹部や上司にとって、「モチベーション管理」とは、非常にたいせつな仕事の1つです。

もちろんあなたも、そのこと自体は重々承知しているでしょう。

しかし、ひと口にモチベーションをアップさせる、と言っても、様々な方法があります。

簡単に思いつく方法としては、

「昇給」「昇進」「仕事そのものを面白くさせる」「人間関係を良くする」…

などが上げられるのではないでしょうか?

しかし、「これらはモチベーションアップに同じように効くのか」「他にもモチベーションアップに効く方法があるのではないか」「優先順位は?」など、つい悩んでしまうのではないでしょうか?

そんな時に、覚えておくと便利なのは、ハーズバーグというアメリカの臨床心理学者の唱えた「動機づけ・衛生理論」です。

「動機づけ・衛生理論」は「二要因理論」とも言われます。

ハーズバーグは「人間のモチベーションに関連する要因には2種類ある」という考え方を示しました。それが「動機づけ要因」と「衛生要因」です。

この2つ、実は全く働きが違います。

まず衛生要因ですが、これは「足りないと、従業員が不満に感じる(モチベーションが下がる)が、多く与えたとしても、一定以上のモチベーションを発揮するものではない」 という性格を持ちます。

この衛生要因には「会社の方針」「上司の監督」「給与」「人間関係」「労働条件」「作業環境」などがあります。つまり、給与や労働条件などが悪ければ、従業員は不満に感じるが、十分与えたからと言っても、それでモチベーションがどんどん上がるようなことにはならない。あくまで不満が解消されるだけ、ということです。

一方の動機づけ要因ですが、こちらは「足りなくても、特に不満に感じるものではないが、多く与えれば与えるほど、どんどんモチベーションが上がる」という性格のものです。

動機づけ要因には、「達成感」「承認」「仕事そのもの」「仕事への責任」「昇進」などがあります。これらは与えれば与えるほど、従業員のモチベーションはどんどん上がる、ということです。

いかがでしょうか? あなたも手を胸に当てて考えてみれば、思い当たる節があるのではないでしょうか?

「仕事の報酬は仕事」という言葉がありますが、あながち間違ってはいないですよね。

この理論に従えば、「給与や労働条件(これは外部要因とも言えるでしょう)は、ある程度正当に支払い、やりがいのある仕事や承認・昇進など、仕事そのものに関連する(内部要因)部分を継続して与え続けることが、従業員のモチベーションを高める最良の方法である」と言えるでしょう。

もちろん、あくまで1つの理論ですから、あなたの会社で100%適用できる…というわけには行かないかもしれません。

が、1つの考えかたとして、知っておいて損はありません。

一度、あなたの会社において、動機づけ要因と衛生要因がどのように与えられているか、その状況をチェックしてみるのも良いですね。

グローバル企業の責任と、マーケティング3.0

1月29日、NHKの番組「クローズアップ現代」を見ました。

その日のタイトルは、「グローバル企業の責任はどこに ~海外で高まる人権リスク~」というもの。

現在、多くのグローバル企業が途上国で製品を大量生産し、世界中で安価に販売しています。

そのようなグローバル企業が製造を委託する途上国の工場には、劣悪な条件で従業員を働かせていたり、或いは児童に労働させていたりする例が見られるとのこと。

そして国際的なNGOなどが、そうした実態を調査し、該当するグローバル企業を国際世論に訴え、不買運動などを含めて激しく糾弾などをしている実態が紹介されていました。

こういった企業は、グローバルな「ブラック企業」と言えるかも知れません。

とは言え、実際に委託先工場の労働環境が良くない場合でも、製造を依頼しているグローバル企業が主導して、そのような労働環境を作りだしているのではないようです。

あくまで、グローバル企業は現地の工場と契約して、製品の製造をお願いする。そして委託された現地の工場が、自社の利益を出そうとして、労働者に劣悪な環境で働かせたり、児童を雇用したりしているようです。

しかし、そんな言い訳は国際世論には通用しません。

ですので、現在では、多くのグローバル企業が、途上国の委託先企業の労働状況を監査し、自社のブランドに傷がつかない様に、現地の委託先工場の労働環境の整備を進めているとのことでした。

さて、この番組を観て、私はマーケティングの神様・コトラーの「マーケティング3.0」というコンセプトを思い出しました。

2010年に発表されたこのコンセプトは、まだまだ世の中に浸透していないように思われます。

多くの人は、マーケティングと言えば、「顧客志向」「消費者志向」が基本である、と思っているのではないでしょうか。

コトラーは、「消費者志向のマーケティングとは、マーケティング2.0である」と言っています。つまり、1つ前のマーケティングの考え方だと言うことです。

企業が消費者のニーズを第一に考え、消費者の便益を最大化しようとする「マーケティング2.0」は、言いかたを変えれば「消費者=欲望を持つ存在」とみなしている、とも言えます。

それでは、「マーケティング3.0」とは、どのようなものなのでしょうか。

簡単に言えば、「社会全体を、より良い場所にしようとするマーケティング」です。

「マーケティング3.0」では、「消費者は欲望だけでなく、社会全体を良くしたいという精神(人格)を持つ存在」である、という考え方をします。

その結果、消費者は「より、社会に貢献できる企業」の製品を選択することにより、そのような企業が増えることに貢献する、…言いかたを変えれば、「企業と消費者が協力して、よりよい社会にする」とことがマーケティング3.0の目指す状態なのです。

そして、企業も、そのような状況に応じ、「社会を良くすることに繋がる企業活動をしていく」こと自体が、最大のマーケティングである、とされています。

今回の番組では、国際社会の要請に応じ、委託先工場の労働環境の整備に取り組むグローバル企業が紹介されていました。

これは一例ではありますが、マーケティング3.0が浸透していく兆候を見たような気がします。